行政書士開業準備中~過去編3
大学卒業後の数年間、今から17~18年前ですね。
朝から晩まで司法試験の勉強をしてました。
場所は横須賀にある公民館の図書室です。
そこで2人の受験生と知り合い、いつの間にか話すようになりました。
そりゃそうです。
机が6台しかなく、ほぼ毎日3人の司法試験受験生がいるわけです。
くどいようですが、朝から晩まで一緒です。
嫌でも覚えます。
別に嫌ではないですが。
一人は択一連勝ですが、その次の論文に通らない。
もう一人は模試の成績は良いですが択一でいつも失敗。
私はもうお話にならないレベルです。
私も司法試験をさくっと諦め、司法書士に転向していたら状況は変わったかもしれません。
実務につけば、他資格、例えば行政書士の資格に目がいくだろうし、
横須賀で開業なら、当然英語の重要性も考え所かた思います。
さて最初の一人は、30歳を目途に司法試験を諦め、当時付き合っていた彼女と結婚して法律系の出版社に就職。
もう一人も30歳を目途に就職、それでも受験を続け見事合格。
今は立派な弁護士事務所を構えています。
2人とも横須賀を出て東京に進んでいます。
実は数年前、一度依頼をした事がありますが、それは後日の話に取っておきます。
最近やっと、彼らの背中がかすかに見えてきたかなと思うのは、独りよがりでしょうか。
3人で飲んだのは、2~3回、10年も前ですね。
タイトルの「準備中」が取れ、私自身が再出発の準備ができた時、そして行政書士、遺言執行士として独り立ちができ、横須賀で事務所を構える気持ちが整った頃また声をかけて飲みたいと思います。