行政書士開業準備中~英文契約書編2
よく英語を使った仕事をしたい。英語を活かした仕事をしたい。
Toeicの点数をあげて英語の職に就きたい。
といったフレーズを見聞きします。
私もそうでしたし、実際ほぼ未経験で英文契約の交渉の経験を得られた事は、自分の価値を一気に高める事が出来たと思いますが、、、、。
あまりない事ですが、ないとは言い切れないのでお伝えします。
例えば、仮の話です。仮ですよ、独り言だと思って下さい。
仕事で、急な徹夜は大丈夫ですか。
急な、「残業」じゃないですよ。
もし、英文契約書を担当するのが自分ひとりだけで、夕方帰り間際に、アメリカの支社からどうしても契約書をチェックして欲しいと。
(向こうは午前9時、こちらは、夕方17時です。しかも新規のお取引先)
ざっとで良いからチェックして欲しい。申し訳ないけど、お願いしますと頼まれます。
泣けますよ。マジで。しかも私、サブマネージャーの産休の代わりに入った、ただの派遣なんですよ。派遣なんで断る事も出来ますが、この仕事が自分ひとりしかできない場合、、、、やるっきゃないですよね。
新規ということは財務部に頼んで、信用調査をかけてもらうわけです。
財務の方はキレ気味ですよ。
その間に、暗号付きのメールの後で送られてきた、添付されたドラフト60ページ。
あ~あ~、、、帰れない。絶対帰れない。でもやらないと。
ちなみに、ざっとというのは、損害賠償、管轄、支払い条項、補償の部分だけで良いですかと淡い願望を抱いて聞くと、、、、、
出来たら、ざっと全部、全部お願い、、、、。全部、、、。
笑うしかないですよね。
Toeicの先にあるのは、皆が帰った後、一人寂しく英文契約書の審査かもしれませんよ。
(笑)