行政書士開業準備中~英文契約書編4

Toeicの世界は平和で、優しく思いやりのある人たちで溢れてます。(これ、嫌味ではないですよ。理想の職場です)

せいぜいPart2の返答で、私は知りません(鉄板の答え)というそっけない返答があるくらいだと思います。

如何でしょうか。

 

前回の最後に、騙される方が悪いという趣旨の文を書きました。

実は、私が英文契約の審査をした案件です。

契約交渉も終わり、先方の営業担当者から修正は一切なしで締結との返答が、自社の営業担当に来ました。

wordファイルではなかったので、

(wordファイルであれば、自社で最終承認のおりた契約書のドラフトと先方のものとをwordの比較機能を使って瞬時に差異を炙り出せます。)

自社のドラフトと、先方から送られてきたドラフトを目視チェックします。

かなりの分量で、しかも英語。

更に、先方から修正なし、自社の営業担当からも修正なしとのコメントがあり、サインの部分を見て、金額の箇所等を見て印鑑を押して、マネジャーに渡しました。これがいけませんでした。

マネージャーから指摘をうけ改めて見直すと、支払方法の箇所が、以下のように変えられていました

○○ドル支払う→○○ドル支払う(但し○○ドルを超える場合、残りは~の方法で支払う)

要は( )が加わっていました。

この変更が即、自社の損害につながるとは思いませんが、それでもこちらの完全なミスです。

変更なしって言ったじゃん、なんてのは通用しません。サイン(英文契約の場合、印鑑ではなくサイン)がされてしまった以上、、、、、駄目なんです。

今回は事なきを得ましたが、良い教訓になりました。

はたして、騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのが。。。。

グローバル化が当たり前となった今、答えは明らかですね。

 

でも働くならToeicの世界が良いな~(笑)