行政書士開業準備中~現在編25
行政書士の合格発表が先日ありました。
合格された方、おめでとうございます。
残念な結果だった方。
悔しい気持ちが、強ければ強いほど合格に近づきます。
方法論さえ間違わなければ必ず受かります。
司法試験、司法書士、不動産鑑定士等々難関資格は多くありますが、行政書士はそれらに比べると受かりやすい試験です。
ただし、受かりやすいとは言っても、一応士業の一角です。
それ相応の勉強時間が必要になります。
でも大丈夫ですよ。
司法試験、司法書士と合わせて10回以上落ちた私でも受かったんです。(笑)
私の経験になりますが、悔しいっていう感情、それから嫉妬、これは悪いイメージですが、これらを自分の力に変えると想像以上の力を発揮することがあります。
20代を司法試験、30代中頃まで司法書士の勉強を続けて、受からずにふと振り返ると、自分には何も残っていませんでした。
世間で言う司法崩れ、です。
普通に考えたら駄目パターンですよ。
一応付き合ってた女性もいました。結婚を考えた方もいました。
それらを投げうってこの結果ですから、人生どん底です。
今だから言えますが、人生やめようと思った事、(結局思っただけですが)何度かあります。
その頃、法律の勉強と並行して英語の勉強をしていたので、そちらに活路を見出しました。
法律翻訳者の道です。
というか、今まで勉強した法律知識を活かすのはこれしかないと、B型特有の思い込みです。
それでも、いい年した人間が英語の勉強って、やっぱり周りは白い目で見ます。
その頃、英語の得意な行政書士の方の紹介の記事を目にしました。
翻訳者には二通りのパターンがあります。
英語から入るパターン、専門から入るパターン。
この方は前者です。
記事では、行政書士試験で培った法律を活かした翻訳云々と書いてありました。
イラっときたのが本音です。
正直、行政書士試験に受かったくらいで法律を活かしたなんて言ってほしくなかったです。
人生をかけて法律を学んできた人間の、、、嫉妬ですよね。
この嫉妬、悔しいって気持ちが原動力になりました。
この悔しいって気持ちは、思いが強くないと出てこない感情です。
1週間勉強して行政書士の試験に落ちても、悔しいという感情は、出てこないです。
よく考えて見ると、周り道をしたおかげで、契約書の審査者のキャリアを得る事ができ、ある意味幸運で幸せな事だと痛感してます。
話がとっ散らかりましたが、11月の試験もすぐ来てしまいます。
残念だった方が、どれだけこのブログを読まれているか分かりませんが、来年度の合格お祈りしています。
そして、すぐ来ると言っても11月までは長いです。
今から、行政書士になったら何をやりたいか、多分こちらの方が合格するより遥かに重要です。
行政書士ができる業務は多岐にわたります。
相続・遺言・成年後見(法定後見・任意後見)といったフレーズが度々耳にします。
私は、人生の武器にも防具にもなってくれる契約書を活かしたいと思います。
和文だけでなく、英文の契約書まで使いこなしたいと真剣に考えるようになってきています。
更に、任意後見は徹底的に学びたいと思います。
先程、自分の人生はどん底だと書きました。
でも今は、自分の人生、結構好きです。