エンディングノートと死後事務委任①

昨日は行政書士の登録交付式。

こんな証票を頂きました。

 

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昨日のお話の中で、偉い行政書士の先生から専門分野はお客が決めるというお言葉がありました。

どうなんでしょう。

お客が決めるという考えに反対というのではなく、そのように決めつけて押し付けるという考えがどうなんだろうと思ってしまいます。

いきなり怒られそうですね(笑)

人によってはまっさらな状態でお客に育てて頂く事もあるでしょう。

また別の人は専門分野を決めて、その中でお客に育てて頂く場合もあります。

色んな考えがあって良いと思いますが如何でしょうか。

 

 

どちらにしても偉い先生とは考え方が合わないわけです。

 

では第2章

因みに今までのは第1章です。

 

某老人ホーム

「こんにちは」
「こんにちは、私、行政書士の山本と申します。今日緑川トシ様と十三時から面談する予定となっています。今はお部屋にいらっしゃいますか」
「少々お待ちください。ただ今確認します。山本先生ですね。緑川様から伺っております。直接お部屋に来てほしいとの事です。お部屋は二階のユニットBの九になりますがご存知ですか」
「二階ですか。初めてですかがちょっと行ってみます」
「それでしたらご案内します。エレベーターをご利用できますが暗誦番号が必要になるんですよ。ではこちらへどうぞ。エレベーターを出たらテーブルを挟んだ真向いにお部屋がございます」
「ありがとうございます」
「帰りはお近くの職員にお声掛け下さい。また暗証番号が必要になります」
「わかりました。ありがとうございます」
「それではごゆっくりどうぞ」

トントントン
ドアをノックする音が聞こえた。
介護の職員さんではなさそうね。

「どうぞ開いていますよ」
「失礼します。ご無沙汰しております。行政書士の山本です」

たまにはお客様っていうのも悪くないわ。