行政書士開業準備中~遺言編4
エンディングノートという言葉は、多くの方が耳にしていることでしょう。
葬儀の要望、残された家族への希望等々書く事が多くあります。
実は、法的には何の効力もありません。
勿論全くの無意味という事ではなく、とっちらかった財産の整理、残された家族が故人の思いを知る、という意味では意義があるかもしれません。
このエンディングノートに過度な思いを抱かない事をおすすめします。
例えばこのエンディングノートで財産の分配方法が書かれていても、意味はありません。
このノートをもって金融機関に行ってもあしらわれるだけです。
このノートで延命治療の可否を書いても無意味で、延命治療は続けられます。
ちょっとしたメッセージです。ダイイングメッセージの明るいバージョン程度に過ぎません。
では、人が何らかの衰えを感じた時にしっかりと効力を及ぼす制度は何かといえば、先ずは遺言です。
実はこの遺言ですが、法律上効力が及ぶものが決まっています。
大きくわけて4つあります。
先ずは、①相続に関する事項です。
例えば、土地と建物を妻に、預金の全てを長男に相続させる。風来坊の次男には渡さないと書くわけです。
そして火曜サスペンス劇場が始まります。
チャンチャンチャーン。
以前、自称恋愛博士の紹介をしましたが、隠していましたが、実は私、火サス博士でもあるんです。
因みに、私の世代では火サスと略します。
御存じの方も多いでしょうが、
さ~眠りなさい、疲れ切った~、からだを~投げ出して~
あの大ヒット作、岩崎宏美の聖母たちのララバイが記念すべき最初のエンディングテーマです。
さらに脱線しますが、ものまね王座決定戦って昔ありましたよね。
コロッケをはじめとする四天王が有名ですが、実は松本明子がこのモノマネで100点取ってコロッケを破ってます。
第7回ですね。
ここまで書いて何ですが、実際に見始めた頃のエンディングテーマは竹内まりあのシングルアゲインでした。
因みに竹内まりあといえば、一文字違いシリーズ?です。
初期の頃は、残念ながら見ていません。。。
だから、自分が見られなかった頃の番組を探すのが好きでした。
特に若き日の水谷豊が、浅見光彦シリーズは抜群でした。
浅見光彦といえば、榎木孝明が映画で演じる天河伝説殺人事件、確か3回映画館に行きました。
アホでしょ(笑)
②遺贈(遺言による贈与)等の財産処分。
③身分に関する事柄。認知があります。
お父さんが、最後の最後でちゃぶ台返しをします。
何故遺言で?残された人間の感情、特にお母さんの感情は?
等の疑問が残りますが法律上認めらています。
最後に、④遺言執行者の指定、私の肩書です。
これら①~④以外のも幾つかありますが、それらは別の契約でカバーします。
このブログで度々批判する成年後見の対となる任意後見もその一つです。