行政書士開業準備中~英文契約書編15

witnessethという単語、ご存知でしょうか。

正直、成年後見5回、遺留分1回を間に挟んでいますので、唐突感が否めません。

英文契約書編12~14回で頭書の話をしていました。

あれだけ長いにも関わらず動詞が出てこなかったですが、このwitnessethが動詞になります。

前回の例でお話すると、最初のThis agreement が主語になり、その後うだうだ長かったですよね。

そして、動詞witnesseth登場です。

意味は「~を証する」です。

英文契約書は、私見ですが、非常に伝統を重んじていると感じます。

日本のように地続きで、何かあればお上が何とかしてくれるとか、話し合いで解決しましょうって発想はそもそもないのでしょう。

という事で、昔ながらの単語や、同義語反復やら色々お目にかかります。

僕は結構好きなんですよ、こういう古めかしい伝統。

話が脱線しましたが、このwitnessethが出てきて、取り合えず骨組みが見えてきました。

大体この辺は、会社の中ではひな形ができています。

因みにこのwitnessethは、現代英語ではwitnessです。

動詞が来ましたので、次は目的語です。

通常は thatが来ます。そしてその後、Whereas,と続きます。

Whereasも日常よく使うかと言えば、、、使いませんよね。

次回はWhereasからです。