行政書士開業準備中~内相証明書・和文契約書編1
10月5日、読売新聞の朝刊の人生案内で、個人的に良いなと思った一文がありました。
内容ですが、既婚男性に恋する40代の方の相談ですが、よく読むと悩みは2つかと思います。
一つ目。
この男性と気持ちを通わせたい。(おそらく、一線を超えたいとうことでしょう。)
一線を超えたいの意味は、当然ご存知かと思いますが、男女の仲の事でしょう。
ではこの男女の仲ですが、、、、もう良いって(笑)
では、二つ目。
この相談者、婦人科を受診の際、性交渉のないことに驚かれ、落ち込むとの事です。
要するに、今まで性交渉がなく、今現在好きな人ができたので、その男性と一度でよいから結ばれたいという事でしょう。
結ばれたいという意味ですが、、、これも良いですね(笑)
さて回答の内容の抜粋です。この「一度でよいから」というのはそれ以上は求めないからという、悪魔との取引と書いています。
そして、それは恐らく終わらず裁判の危険もあると。
次の一文に、この回答者の凄味を感じました。
それでもすべて引き受ける覚悟があるなら、踏み越えるのも人生だとは思います。
この一文は、場数を踏まないと出てこない一文かと思います。
不倫の危険性がある時は、相談を受けた大概の回答者は、不倫は良くない、誰も幸せにならない、気持ちだけを心に留めておきなさいと、非常に無難な、優等生的な答えをされる方が非常に多いです。
正論です。涙が出ちゃうくらいの正論です。
今回の回答者のライターである、最相葉月さん、最期にこう締めくくっています。
人を好きになるのは理屈ではありませんから。
そうなんです。理屈じゃないんです。その人の声だったり、仕草だったり。
お時間がある方は、ちょっとお読み頂ければと思いました。
読売新聞の人生案内はここで終了です。
では、ここで終わったら、綺麗なままで、ファンタジーの世界です。
前回も書きましたが、世の中、男と女しかいません。
因みに、昔、私鉄沿線97分署というドラマがありました。
主題歌を歌ったのが松山千春。その歌の題名が「男と女」です。名曲です。
それはさておき、めでたく(?)憧れの男性と結ばれました。
そんなある時、行政書士から内容証明書が送られてきました。
大まかな内容は想像できますよね。次回具体的な内容例を書いてみます。
さあこの女性の選択の時です。非を認めて謝るか、それとも内容証明に効力はないといって踏みにじるか、弁護士に相談して反撃するか。
ここで反撃できないと考えた方、、、少し優しすぎます。
(①私、彼は独身だと思ってました~。今でも信じてます。
②結婚しているのは、存じていましたが、既に婚姻は破たんして別居していると聞いています。しかも別居は5年以上も前からって聞いていますし、奥様とは離婚協議中って聞いています、、、嘘だったんですか!、、、ショック~私も彼に損害賠償したいくらいです。
③証拠の写真の事ですが、ホテルっておっしゃいますが、これは仕事の打ち合わせです。仕事の話なので、ラブホテルを使わず、ビジネスホテルを使いました。←少し前に女性政治家と男性弁護士で何かありませんでしたっけ?)
さて弁護士を立てる場合、委任契約書を結ぶ事になると思います。
因みにこの委任契約書と請負契約書、似ている点と相違点がありますが分かりにくい所があります。
この違いについてもいずれご説明したいと思います。
よく聞かれるのが、和文契約書を翻訳したのが英文契約書ではないかという事です。。。
全く違います。
これは和文契約書をただ単に英語に直したもの、英文契約書とは似て非なるものです。
さて前回の最後に、相続、遺言、成年後見や英文契約書を書く予定と書きました。
ですが(弁護士との職域問題があるので、私は気乗りはしないですが)行政書士として度々依頼のあるといわれる内容証明書、そして個人レベルでは圧倒的に多いのが和文契約書です。
英文契約書はBtoB(企業同士の取引)が多いでしょう。
これらをさくっと書いてから、相続、遺言等の話に戻ろうかと思います。